目上の人や、自分よりずっと大人の人と話すこと自体は、知ってる敬語を並べて話せばなんとかはなりそうですが…
「助かってるよ」
「あなたのお陰だよ」
「優しいね」
なんて急に褒められてしまうと、謙遜するべきなのか、素直に受け入れればいいのか分からず、
「いえいえ」
「ありがとうございます」
「そんなことないです」
くらいしか言えなくて、せっかく褒められたのにうまく返せず、なんだか悔しい思いをした経験はありませんか?
いざ褒められた時に、
スパッと爽やかに、気持ちよく返せたらいいのに!
そんな思いからこの記事では、
目上の人・年上の人から褒められたときに、失礼にならず、感じよく返す言葉を、私なりに調べて整理したいと思います。
嬉しいのに、言葉が追いつかなかった話
わたくしごとですが、実は最近会社で褒めていただいたことがありました。
わたしが頑張ってることを気付いてくれてる人がいるんだということが本当に嬉しくて、実は後からこっそり泣いてしまうほどでした。
でも、その場で口から出た言葉は
「いえいえ」
「ありがとうございます」
それだけでした。
本当は、もっとこの嬉しい気持ちを言葉にして返したかったのに。
はたまた、会社の人に「あなたは優しい」と言われた時も、
すごく嬉しかったのに何て言えばいいかわからなくて「いえいえ」とか言いながら笑うことしかできなかったこともありました。
嬉しい言葉をもらったのに、うまく返せなかった経験をされた方はきっとわたし以外にもいらっしゃることでしょう。
目上の人や年上の人から褒められたときに、失礼にならず、感じよく返す言葉の引き出しを 開拓するお手伝いができたらと思います。
なぜ、目上の人への返事はこんなに難しく感じるのか

目上の人から褒められたとき、返事が難しく感じるのは、単に言葉を知らないからではなく、ズバリ「気を遣うポイントが一気に押し寄せる」からこそ、頭が真っ白になるのではないでしょうか。
敬語・謙遜語・丁寧語がごちゃっとする問題
まず一つ目に、敬語の種類が脳内でごちゃついてしまうこと。
丁寧に話したい
へりくだりすぎても変かも
これは謙遜語?それとも丁寧語?
そんなことを一瞬で考えようとして、言葉が出なくなってしまいます。
謙遜しすぎると失礼になりそうな不安
もうひとつ大きいのが、謙遜しすぎることへの不安です。
「いえいえ、そんなことありません」と否定すると、相手の評価や気持ちまで否定してしまうようで、それはそれで失礼なのでは…と感じてしまいます。
かといって素直に「そうなんです、頑張りました」と認めるのも違うだろうし…
こんな板挟み状態が、返事を難しくしている原因かもしれません。
そう考えると、とっさに出た言葉が無難なものだけになってしまうのも納得ですね。
それでは、目上の人から褒められたときに、謙遜しすぎず、でも失礼にならない返し方には、どんなものがあるのでしょうか。
まず知っておきたい、褒め言葉への基本スタンス
目上の人から褒められたとき、何を言うかよりも大切なのは
どう受け止めるかという姿勢かもしれません。
まずは、覚えておきたい基本スタンスを整理してみます。
褒め言葉は否定しすぎないことが大切
つい謙遜して「いえいえ、そんなことありません」と言いたくなりますが、褒め言葉を強く否定しすぎると、相手の評価や気持ちまで否定してしまうことがあるようです。
「あなたはこう思ってくれたんですね」と、まずは受け取る姿勢が大切なのだと思います。
「受け取る」+「一言添える」が基本
ビジネスマナー本などでは、「褒め言葉はまず受け取る」と書かれていることが多くあります。
基本の形はとてもシンプルで、
褒め言葉を受け取る → ひと言添える だけで十分です。
たとえば、
「ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです」
のように、感謝と気持ちを一言添えるだけで、ぐっと感じのいい返事になります。
「感謝」+「相手を立てる」を意識
さらに余裕があれば、相手を立てる一言を添えると、大人っぽい印象になります。
「〇〇さんのおかげです」
「周りの方に助けていただきました」
など、功績を周囲に分ける言い方は、日本のビジネスシーンでも好まれやすい表現のようです。
すぐに使える!目上の人への「褒められたときの返し方」例文
パターン1:仕事の成果を褒められたとき
褒め言葉例:「助かってるよ」「あなたのおかげだよ」
返し言葉例:
「まだまだ勉強中ですが、そう言っていただけて嬉しいです。」
「〇〇さんのサポートがあってこそです。ありがとうございます。」
パターン2:性格や人柄を褒められたとき
褒め言葉例:「優しいね」「気が利くね」
返し言葉例:
「〇〇さんにそう言ってもらえて光栄です。」
「まだまだですが、そう言ってもらえると嬉しいです。」
パターン3:困ったときの万能フレーズ
返し言葉例:
「ありがとうございます。〇〇さんんにそう言っていただけるとすごく嬉しいです。」
「ありがとうございます。とても励みになります。」
「そう言っていただけて、すごく嬉しいです。」
これは避けたいかも?ちょっと惜しい返し方

褒められたときに、つい口にしてしまいがちな返し方があります。
どれも悪いわけではないのですが、ちょっともったいない気もします。
謙遜しすぎてしまう返し
例:
「いえいえ、全然です」
「たまたまです」
「私なんでまだまだです」
日本人らしい謙虚さに感じますが、あまり強く否定してしまうと、相手の言葉まで否定してしまったように捉えられてしまうこともあるようです。
せっかくの褒め言葉は、まず「ありがとうございます」と受け取るのが◎です。
自分を下げすぎてしまう返し
例:
「いえ、わたしなんて全然できてません」
「全然ダメなんです」
「わたしなんてそんな価値ないです」
本人は悪気なく思ったことを言ったつもりでも、こうした返しだと、謙遜というよりも自己否定に近くなってしまいます。
相手も「じゃあ褒めちゃいけなかったかな?」と少し気まずくなってしまうこともあるかもしれません。
褒められたときは、「そう言ってもらって嬉しいです」と素直に受け取ってみましょう。
相手が気まずくなる返し
例:
「そんなこと言われても困ります」
「別に普通ですけど」
「いや、〇〇さんの方がすごいです」
照れ隠しのつもりでも、相手が「褒めたのに跳ね返された」ように感じてしまうことがあるようです。
特に目上の人は、部下や若い人を励ますつもりで褒めてくれていることも多いようなので、少しだけ受け取ってあげると、お互いに気持ちの良いやり取りになります。
謙遜は日本の美徳ですが、否定しすぎない謙遜が大人の会話ではちょうど良いみたいです。
「ありがとうございます。まだまだですが嬉しいです。」
この一言で、謙虚さと感じの良さを両方伝えられます。
わたしが”これでいこう”と決めた返し方
褒められたときの返事って、正解を探そうと思えばいくらでも出てきます。
でも調べれば調べるほど、「完璧に返そう」として逆に言葉が出なくなりそうだな…と感じました。
なので私は、“無理なく言える自分の型”をひとつ決めることにしました。
わたしなりにしっくりきた言い回し
今のところ、これでいこうと思ったのはこの返しです。
「ありがとうございます。〇〇さんにそう言っていただけて嬉しいです。」
(+ 余裕があれば…)
「〇〇さん(周りの方々)のおかげです。」
これなら、褒め言葉を受け取れて、謙遜しすぎず、でも図々しくもならないかなと思います。
わたしなりの結論
褒め言葉の返しは、テクニックよりもスタンスが大切だということです。
「受け取って良い」「嬉しいと言って良い」ということを忘れず、急に褒められても気持ちよく爽やかに返せるようにしましょう。
ま・と・め

今回の記事に出た褒め言葉の返しフレーズを書き出します。
・ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。
・〇〇さんのおかげです。
・周りの方に助けていただきました。
・まだまだ勉強中ですが、そう言っていただけて嬉しいです。
・〇〇さんのサポートがあってこそです。ありがとうございます。
・〇〇さんにそう言ってもらえて光栄です。
・まだまだですが、そう言ってもらえると嬉しいです。
・ありがとうございます。〇〇さんんにそう言っていただけるとすごく嬉しいです。
・ありがとうございます。とても励みになります。
・そう言っていただけて、すごく嬉しいです。
・ありがとうございます。まだまだですが嬉しいです。
・ありがとうございます。〇〇さんにそう言っていただけて嬉しいです。
+ 余裕があれば…
〇〇さん(周りの方々)のおかげです。
使えそうなフレーズは見つかりましたでしょうか。
目上の人や年上の人から褒められると、嬉しいのにどう返していいかわからず、つい「いえいえ」と逃げてしまいがちです。
わたし自身も、言葉に詰まってしまって後から「もっとちゃんと返せたのに」と反省することが何度もありました。
でも調べてみてわかったのは、褒め言葉は否定しすぎず、まず受け取ることが大切だということ。
そして、完璧な言い回しを探すよりも、
「ありがとうございます。嬉しいです。」
この一言が言えるだけで、十分素敵な大人の返事になるのだと思いました。
無理に気の利いた言葉をひねり出さなくていいんです!
大切なのは、相手の言葉をちゃんと受け取り、自分の気持ちを素直に伝えること。
忘れないうちに褒めてもらえるように尽力したいと思います(笑)

コメント